佐賀県鹿島市にある日本三大稲荷神社「祐徳稲荷」に行ってきました。豪華絢爛な本殿や楼門にびっくり。そして奥の院までは山道の階段が続いて大変だった。。でもたどり着いたら絶景!門前商店街も大きくて楽しめます。
祐徳稲荷神社
特徴
祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)は、
衣食住の守護神として信仰されている、
稲荷神社です。
伏見稲荷大社、
笠間稲荷神社とともに、
日本三大稲荷の一つに、
数えられています。
商売繁昌、
家運繁栄、
大漁満足、
交通安全、
などを願って、
年間300万人の参拝客が、
訪れるそうです。
(*’ω’*)
御本殿、御神楽殿、楼門などは、
総漆塗り。
(@_@)
絢爛豪華な極彩色でいろどられ、
鎮西日光とも称されています。
境内案内
◆奥の院(おくのいん)
命婦大神を祀る社
◆命婦社(みょうぶしゃ)
白狐の霊を祀る社
◆赤鳥居
本殿から奥の院までの参道にある
◆岩本社(いわもとしゃ)
技芸上達の神様岩本大神を祀る社
◆日本庭園
様々な四季の草花を眺めることができる
◆石壁社(せきへきしゃ)・水鏡(みずかがみ)
祐徳稲荷神社を創建した鹿島藩主鍋島直朝公夫人萬子媛(祐徳院殿)を祀る社
◆御本殿
衣食住を司る倉稲魂大神、大宮売大神、猿田彦大神を祀る社
◆若宮社
文丸命、朝清命を祀る社
◆岩崎社
縁結びの神様岩崎大神を祀る社
近年女性に人気のスポット
◆御神楽殿(おかぐらでん)
一般参拝者の諸祈願を行う
総漆塗極彩色の社殿
◆受付
御祈祷の受付、御朱印など
◆楼門(ろうもん)・神池(かみいけ)
絢爛たる装飾が眩い楼門
内部二体の随神は佐賀県伝統工芸の有田焼
◆手水舎(てみずしゃ)
参拝前に心身を清める場所
◆参集殿(さんしゅうでん)
各種催し物の会場に利用される
◆神橋(しんきょう)・錦波川(きんぱがわ)
多良岳系経ヶ岳を源とする清流と橋
◆祐徳博物館
御宝物や歴史、美術工芸、民族などの資料を展示
・開館日時:9:00~16:30(年中無休)
・観覧料:大人300円、高校・大学生200円、小中学生100円
◆鹿島明神社
武芸を司る武甕槌神(たけみかづちのかみ)を祀る社
◆車御祓所
車のお祓いをし交通安全の祈祷を受ける場所
◆外苑東山つつじ苑・花園
ひと目五万本のつつじの花や藤棚、四季の花がある
アクセス
◆住所
〒849-1321
佐賀県鹿島市古枝乙1855
◆交通手段
車:長崎自動車道 武雄北方ICまたは嬉野IC→30~40分
JR:肥前鹿島駅→タクシー(バス)で10分
飛行機:
佐賀空港→エアポートリムジンタクシーで50分(40km)
長崎空港→タクシーで1時間(約35km)
◆連絡先
祐徳稲荷神社社務所
TEL 0954-62-2151
総漆塗りの楼門と有田焼の随神
門前商店街を抜けて、
入口付近にくると、
大きな石の鳥居があります。
この手前の左右に、
お稲荷さんを守る狐の像が。
右側には凛々しい狐。
左側には、
足元に子狐が戯れる優しげな狐。
(夫婦なのかな~)
手水舎で手と口をすすいで、
進んでいくと、
おう!
(/・ω・)/
朱塗りに金色の、
色鮮やかな建物が、
あちらこちらに!
左側の門がなんとも立派。
これが、
祐徳稲荷神社の顔、楼門です。
すごい迫力。
柱部分に見えるのは、
2体の随神の像です。
(どちらもHPよりお借りしました)
なんとこの像は、
佐賀県伝統工芸の有田焼で、
作られているんだそうです。
陶器の像なんですね。
色褪せず、
いつまでもこの美しさなんだなー。
(*´ω`*)
楼門の前には、
鯉が泳ぐ神池があります。
エサやりもできます。
(*’ω’*)
こちらは岩崎社。
なんかちょっと、
ポップな雰囲気だな~と思ったら、
縁結びの神様ですって。
( *´艸`)
絢爛豪華な本殿
楼門をくぐると、
広い場所に出ます。
左端に見えるのが、御神楽殿。
この写真では、
ちょっと分かりにくいので、
HPから画像をお借りしました。
↓
こちらも総漆塗り。
美しいですね~。
( *´艸`)
さて、御本殿は?
本殿は右上です。
(大きな木に隠れてます)
つまり、
上の方にあるのです。
(・o・)
ということで、
階段を上って、
本殿へ向かいます。
こんな高さまで、
登ってきましたよ。
そしてこちらが御本殿。
う、うわー。
ほんとに絢爛豪華です!
細部まで、
美しい~。
(*’ω’*)
奥の院は山登り!
本殿に参拝したので、
さて反対側の下り階段で、
戻りましょう。
(‘ω’)ノ
あら、
ここまで登ってくるのに、
エレベーターもあったんですね。
(゜o゜)
さて階段の方へ向かっていると、
あれれ?
こんな看板が。
「奥の院 約300M」
奥の院が、
300メートル先にありますよ、
ってことですよね。
(゜o゜)
よし、
せっかくだから行ってみよう!
たった300mだもんね。
٩( ”ω” )و
ということで、
また階段を上がり始めました。
しばらく行くと、
わーい。
赤い鳥居がいっぱい。
(*^▽^*)
さらに行くと、
石の階段がいっぱい。
(゜o゜)
そして、
たぶん、
250メートルくらいは、
ずっと石の階段。。
た、助けて。
もう歩けない。
歩けないけど、
ここで下るのもつらい。
降りてくる人たちが、
「あともう少しよ」
「ここ頑張ったらすてきな景色があるよ」
「がんばってー」
と声をかけてくれます。
つまり、
声をかけたくなるほど、
この奥の院までの階段は、
大変なのだー。
(ノД`)
登る人はみな、
「まだー?」
「あと50mって看板からずいぶんたつよー」
「先が見えなーい」
と声を上げながら、
(励まし合いながら)
よいしょよいしょと、
上り続けました。
そして。
着いたー!!!
( `ー´)ノ
この眺め!
( *´艸`)
知らずに登っちゃったけど、
この景色で報われます。
奥の院に行く方は、
スニーカーとご覚悟を。
( ̄ー ̄)
あ、そうだ。
奥の院はこちらです。
(*´ω`*)
門前商店街
大きな神社だけあって、
ここの門前商店街は、
大きいです。
朝早かったので、
人通りが少ないですが、
昼頃にはたくさんの人で賑わっていました。
どんぶりフェアなどもやっていて、
食事やお土産など、
いろいろ楽しめます。
祐徳稲荷神社門前商店街のマップは→こちら
私たちは、
予期せぬ山登りで、
汗だくボロボロ。
商店街にたどり着くと、
食事よりこっちに飛びつきました。
アイスキャンデー。
(*’ω’*)
店先のイスに座らせてもらって、
ありがたいひと息をつきました。
( ^^) _旦~~
感想
昔から存在は知っていましたが、
こんなに大きくて豪華で、
由緒ある稲荷神社だとは、
思っていませんでした。
たくさんの見どころがあって、
見た目もすごくて、
楽しい場所でした。
そしてなにより、
奥の院!
(≧▽≦)
何も知らずに登っている時は、
いささか後悔していましたが、
やっぱり挑戦してよかった。
あの眺め。
あの達成感。
これぞ旅、ですね。
(*´ω`*)
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