娘が結婚することになりまして。入籍に際して母から渡したいものを揃えました。母子手帳、新しい名字のはんこ、弔事用セット。お金の本、子ども頃の写真やビデオ映像も。7つの嫁入り道具が何かの役に立ってくれればいいなあ。
ずいぶん前に、
独り立ちをして、
家から離れている娘がいます。
ご縁があって、
このたび、
結婚することになりました。
(*´ω`)
すでに相手の人と、
一緒に暮らしているので、
どうしても必要な家財道具などは、
ないようです。
私たちの頃は、
(えーっと)
(昭和50、60年頃です)
嫁入り道具と言えば、
婚礼箪笥、
(洋と和の2種類とか)
婚礼布団、
(分厚い絢爛豪華なやつとか)
裁縫箱、
(ほんとですよ)
などが、
当たり前でしたがね。
(@_@)
もちろん娘は、
箪笥も布団も裁縫箱も、
要らないようです。
( ̄▽ ̄)
でも、
母としては、
結婚に際して、
渡しておきたいものがある。
揃えてみたら、
7つになりました。
(*’ω’*)
1.新しい名字のはんこ
2.弔事に必要なもの
3.母子手帳
4.写真とビデオ記録
5.お金と社会常識の本
6.健康の本
7.これらを入れておくバッグ
新しい名字のはんこ-実印と認印-
入籍すると、
娘の方が名字を変えます。
(昨今は)
(いろんなパターンが)
(あるでしょうが)
役所の手続きや、
職場などで、
すぐに新しい名字のはんこが、
必要になるはず。
(私の時もそうだった)
(・_・)
もちろん、
自分で作ればいいことですが、
まあ、
母が作って、
持たせようかなぁと。
(*’ω’*)
店舗のはんこやさんに、
行ってみましたが、
すごーく厳めしいはんこや、
すごーく高いはんこばかり。
(゜-゜)
もうちょっと、
女性らしい、
可愛いのがないかと、
ネットで探しました。
(‘ω’)
まずは、
実印、銀行印用のはんこ。
(‘ω’)
素材は彩樺という木です。
初めて見ました。
自然な風合いで、
赤が可愛い。
(*´ω`*)
実印、銀行印は、
大事なはんこですから、
姓と名のフルネームです。
文字は印相体。
複雑で読みにくいですが、
そこが大事?らしいですよ。
(・o・)
次は、
職場などで使う認印。
素材は、
ポリエステル系樹脂。
12mmサイズです。
日常使いなので、
見て可愛いものにしました。
(*´ω`*)
文字は隷書体。
名字のみです。
こちらは読みやすくなくちゃね。
ということで、
嫁入り道具1つ目は、
新しいはんこたち。
弔事に必要なもの
私が結婚して、
1年たたないころ、
祖母が亡くなりました。
慌てたのが、
喪服や数珠がないこと。
ふくさもない。
というか、
何を持っていけばいいのかも、
ピンとこず。
(´・ω・)
こういうことは、
準備するという感覚が、
あまりないですよね。
特に若い頃は。
急な物入りで、
バタバタしないように、
小物だけでも、
持たせてやろうと思います。
数珠と黒いハンカチ。
宗派など、
いろいろあるんでしょうが、
無難なものを、
1本持っておけば。
これもネットで注文しました。
房の部分が、
切りっぱなしではなく、
丸くなっているタイプです。
可愛いでしょ。
(*^_^*)
これだと、
房に折りシワができずに、
いつでもきれいに使えます。
(*^^)v
黒いハンカチは、
案外忘れちゃうものなので、
こちらも1枚、
入れておきます。
そして、
慶事用と弔事用のふくさ。
あと、
弔事と言えば、
喪服です。
本当は、
喪服こそ、
嫁入り道具として、
持たせたいところなのですが。
いつ着ることになるのか、
分からないものですよね。
1年後か、10年後か、もっと先か。
その時によって、
年齢も体型も流行も、
違います。
(@_@)
なので、
今は買わずに、
「喪服用」の資金だけ、
封筒にちょびっと。
( ̄▽ ̄)
ただ、
真珠のネックレスだけは、
見繕ってあげたい。
実は、
私の嫁入りの時も、
母からもらったのです。
冠婚葬祭、
いつでも安心して使えます。
とても役立つので、
娘にも。
シンプルで、
優しい色合いの、
「Happy Candle」
1粒真珠のネックレス。
真珠は、
実物を見て決めたかったので、
お店を見て回って、
見つけました。
シンプルな真珠のネックレスって、
あまりないんですね。
とりあえず、
これがあれば、
急場は凌げる。
(^^)v
母子手帳
本人の母子手帳も、
持たせることにしました。
今風疹が流行っていますよね。
妊娠前に、
予防接種をしているかどうか、
知らない女性が多い、
というニュースを見ました。
こりゃいかん。
教えておかなければ。
いやいや。
本人が、
これを持っていれば、
いいのだわ。
風疹に限らず、
何かこの先のために。
写真とビデオ記録
昔は、
印刷した写真を、
アルバムに貼っていましたね。
私が結婚するときは、
こっそり何枚か、
剥がして持っていきました。
( ̄▽ ̄)
今は、
写真はデータが便利。
とはいえ、
娘が生まれた30年前は、
まだまだ印刷オンリーでした。
1人娘なので、
そりゃそりゃいっぱいの写真が、
30冊以上ものアルバムに、
貼ってあります。
(*´ω`*)
そこから、
気に入った写真を、
1枚はがしては、
スキャナーでスキャン。
そしてまた、
アルバムに戻す。
ああこれはあの時の。。。
うんそうそうこんな日もあった。。
おー可愛いぞお。。
めくればめくるほど、
可愛くて、
懐かしく、
愛おしい写真たちが。
( *´艸`)
気づけば、
生後~高校1年までで、
240枚の写真集が、
できあがっていました。
(我ながらスゴイ)
(でも)
(楽しかった)
スキャンデータは、
USBメモリに保存。
(こーんなちっこいメモリは)
(いつかどこかに紛れてしまいそう)
(なので)
(USBメモリを入れておく)
(毛糸の袋を編みました)
(存在感でたかな?)
( ̄ー ̄)
ところで、
子どもの頃の記録と言えば、
ビデオ。
今はデジタルですが、
昔はビデオテープで録画しました。
できたらそれも、
持たせてやりたい。
もちろん、
テープもらっても、
困るでしょうね。
(゜o゜)
今は珍しくなった、
ビデオデッキを借りてきて、
テレビに繋ぎ、
撮り溜めたビデオテープを再生。
再生しながら、
レコーダーに取り込みまして、
それを今度は、
DVDに焼く。
ものすごく、
時間がかかりました。
(だってビデオテープいっぱい)
(しかも)
(1倍速ダビングしかできない)
でも、
娘の子ども時代の姿は、
何度見ても飽きないわけで。
(*´ω`*)
なんとか、
DVDも、
できあがりました。
ちなみに、
テレビで再生したものを、
レコーダーで録画したら、
できあがった映像データが、
VOBファイルでした。
(ファイル名の拡張子が.VOB)
このファイル形式では、
PCで再生するのに手間が要るので、
念のため、
VOB→MP4ファイルに、
変換しておきました。
(これがまた)
(アプリを探したりなんだりで)
(大騒動したという)
ひとりで四苦八苦、
騒動しましたが、
昔のビデオテープも、
あれこれ頑張ってみたら、
なんとかなるもんですね。
( ̄▽ ̄)
お金と社会常識の本
はんこ、
弔事に必要なもの、
母子手帳、
写真とビデオ記録。
さてこのほかに、
何かいざという時に、
慌てないでいいように、
持たせておいた方がいいもの。
あるかしら?
ああ。
そうだ。
お金の基本の本。
(@_@)
税金、
社会保障、
生命保険や各種保険、
貯蓄のこと、
投資やローン。
冠婚葬祭の礼儀、
社会のしくみ、
などなどなど。
知っていた方がいいのに、
あんまり知らないことを、
知るための本。
今の時代、
分からないことは、
ネットで調べればいい。
とは思うけど。
(゜o゜)
存在を知らなければ、
調べることもできないから。
いつか、
必要となる時が、
来るかもしれないから。
この本読まなくても、
知ってるのかもしれないけど、
親として、
あんまりちゃんと、
社会のことを、
教えてあげられなかったなあと、
思うから。
なんか、
そういう、
親の気持ち。
健康の本
遠く離れていても、
いつだって、
元気かどうか心配です。
ずっと育ててきたから、
子どもの健康は親の責任、
それが、
当たり前だった。
でももう、
娘は別の家族を持ち、
その家族の健康を、
心配する人になる。
元気なの?
体冷やしたらダメよ。
ちゃんと食べなさい。
肌の調子は大丈夫?
そう言って、
子どもに構うのも、
もう控えねば。。
(ああ寂しい)
なので、
せめて、
健康の本を。
健康の本って、
星の数ほどありますね。
私は健康オタクなので、
あれこれたくさん読んでまして。
やっぱり、
大事なのは、
免疫力でしょう!
( `ー´)ノ
と勝手に思っているので、
これを忍ばせました。
( ̄▽ ̄)
まあ本当は、
なんでもよいのです。
健康に、
気をつけてくれればね。
これらを入れておくバッグ
思いつくものは、
すべて揃えました。
(^^)v
並べてみると、
大小いろいろ、
ごちゃごちゃと。
(@_@)
これらの入れておく、
収納バッグが要りますね。
ここまで来たら、
一揃いをバッグに入れて、
すっきり渡したい。
全部入って、
かさ張らず、
収納しやすくて、
持ち運びやすい。
そして、
開けたら、
必要なものが、
パッと探せる。
そんなバッグを、
探しました。
(‘ω’)ノ
見つけたのがこちら。
PCのキャリーケースです。
薄くて、
かさ張らず、
丈夫で強い。
収納できる取っ手付き。
持ち運びも簡単です。
内側は、
緩衝材が張ってあり、
もこもこしているので、
中の道具が、
偏りにくい。
さらに、
ファスナーで、
フルオープンだから、
入っているものが、
一目瞭然!
(^-^)
我ながら、
いいもの見つけたわ~、
と、
ひとり悦に入っております。
( ̄▽ ̄)
子離れのためのひとときでした
ああ、
そうだった。
うんうん、
こうだった。
嫁入り道具を、
揃えながら、
子育てを、
懐かしく、
振り返るひととき。
全部揃うまでの、
2週間くらい。
できあがった今、
このバッグごと、
育てた時間が、
過去になっていくのを感じます。
別に、
嫁入りだけが、
自立ではないんだけどね。
なのになぜか、
区切りを感じる母です。
このひとときは、
母のための、
子離れの時間、
だったのかな~。
旦那さまと仲よく幸せな人生を歩いていってね。
^_^
コメント
はじめましてコメント失礼します。
娘が結婚する事になり、令和の嫁入り道具を検索してこちらにたどり着きました。とても参考になりました。母子手帳、ハンコ、袱紗セット、お金の本などマネさせてもらいました。
自分の時のことを思い出しながら楽しくお嫁さんBOXを作れました。嬉しいけどさみしい気持ちで一杯でした。子離れの為の時間だったのかもという感覚に共感します。
あとはパートナーと末永く幸せを祈るしかないですね。
ブログに残してくださりありがとうございました!
たみちゃんさん
コメントありがとうございます。
お嬢様のご結婚おめでとうございます。
嫁入り道具の記事がお役に立ててとっても嬉しいです。
娘は今でもあの白いバッグセットを大事にしてくれています。
たみちゃんさんのお嫁さんBOXもきっと想い出深いものになっていきますよー。
お嬢様もたみちゃんさんも素敵な日々をお過ごしください(*^^*)