![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.01.29-1.jpg)
芦屋海岸に今年も巨大な砂像サンドアートが出現しました。テーマは動物。ジャングルの木々は揺れ、動物たちはゆっくりと歩き出しそうです。昼間は精緻な砂像を鑑賞。夜はライトアップや花火、音楽イベントが楽しめます。
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こんにちは、さんごです。
福岡県遠賀郡芦屋町の、
「あしや砂像展2019」に行ってきました。
砂像とは砂で作ったオブジェです。
小さい頃、
砂場で砂を固めて、
お城とか作ったなぁ。。
プロが作るサンドアートって、
どんなでしょうね。
夜はライトアップもしているので、
一日で昼も夜も楽しんでしまいましょう!
概要(2019)
あしや砂像展は、
1992年にあしや夏まつりで制作された、
高さ2mの巨大タコの砂像から始まりました。
1995年からは、
「砂浜の美術展」として、
毎年開催されるようになった、
福岡県芦屋町のイベントです。
毎年、
「時代(とき)を受け継ぐ者たちへ」
~アジアからのメッセージ~
(1998年第4回)
「ようこそ夢の世界へ」
~砂幻像(まぼろし)のメルヘン城~
(2002年第8回)
などのようにテーマが決められて、
様々な砂の像が展示されてきました。
※以上芦屋町HP「砂浜の美術展のあゆみ」より
※2024年1月現在このページはなくなっていました
2006年を最後に、
中止されたようですが、
2014年から、
「あしや砂像展」として、
9年ぶりに復活したそうです。
2019年のテーマ
2019年は、
「時空を越えて 動物Ⅰ」
~絶滅危惧(レッドリスト)の生きものたち~
です。
日時、場所、料金
日時
2019年10月18日(金)~11月4日(月)
10時~21時
(入場は20時半まで)
場所
芦屋海浜公園レジャープール
アクアシアン内特設会場
料金
大人 500円
65歳以上 400円
障がい者 300円
小・中学生 200円
※再入場が可能です
※手の甲に見えないスタンプをポン!
アクセス、駐車場
〒807-0133
福岡県遠賀郡芦屋町大字芦屋1455-284
芦屋海浜公園レジャープール「アクアシアン」
●芦屋タウンバス
遠賀川駅「海浜公園行き」乗車→芦屋海浜公園入口下車→徒歩5分
遠賀川駅「芦屋中央病院・はまゆう団地行」乗車→芦屋役場前下車→徒歩10分
●北九州市営バス
JR折尾駅「芦屋行」乗車→芦屋町役場前下車→徒歩10分
●自動車
北九州方面から:国道3号線→今古賀交差点を右折→芦屋方面へ
福岡方面から:九州自動車道鞍手ICより車で約30分
無料駐車場 1,000台分あり
イベント予定
毎日開催イベント
●音と光のショー
平日:19時~、20時~(2回)
土日祝:20時~
音と光と砂像のコラボレーション
●ライトアップ
18時頃~
昼間とは違う幻想的な砂像の美しさ
●砂遊びコーナー
10時~17時
自由に砂遊びができます
土日祝イベント
●あしやうまいっちゃ広場
(10/19、10/20、10/22、10/26、10/27、11/2、11/3、11/4)
町内外から地域のグルメが大集合
カレー、うどん、ハンバーガー、焼鳥、ソフトクリームなど
●自衛隊太鼓演奏
(10/26)
航空自衛隊他芦屋基地太鼓部「鼓道」による迫力の太鼓演奏です
11時、14時、16時の3回
●公開砂像制作
(10/26、10/27)
砂像ができあがる過程を、目の前で見ることができます
●子ども縁日
(10/19、10/20、10/22、10/26、10/27、11/2、11/4)
宝釣り、射的、千本くじ、缶バッジ制作、クイズラリーが楽しめます
10時~15時
●ステージイベント
(10/19、10/20、10/22、10/26、10/27、11/2、11/3、11/4)
サックスや金管楽、ゴスペルなどの生演奏
18時45分~19時15分
11/3:レディバスによるコミカル昭和歌謡ショー(15時~15時30分)
10/19:本場ハワイ仕込みのフラダンスショー(18時~)
●仮装イベント
(10/27、10/31)
今年のテーマ「動物」かハロウィンの仮装をして来場すると、
入場料が無料に
また仮装してきた方先着100名に、
場内売店で利用できる300円分の割引券を進呈だそうです
●打ち上げ花火
(10/19、10/20、10/26、10/27、11/2、11/3、11/4)
音と光のショー終了後に打ち上げ花火があります
●砂像制作コンテスト
(10/20)
10団体による砂像制作コンテスト
●カラーサンドアート体験
(10/26、10/27)
オリジナルのカラーサンドアートが作れます
10時~15時
問合せ先
あしや砂像展実行委員会(芦屋町観光協会)
TEL 093-223-3481
おすすめの服装
海岸沿いなので、
昼間お天気がよくても、
夕方になるとかなり肌寒くなります。
長袖シャツに、
トレーナーやパーカー。
寒がりさんはその上に、
薄いコートやウインドブレーカーがあったほうが、
安心ですよ。
砂像のある会場は、
床も砂です。
でも、
砂はしっかり固められていますし、
通路には固いゴム製の床板が敷かれているので、
ヒールの靴でも大丈夫です。
昼間の砂像たち
では、
あしや砂像展2019の会場と、
サンドアートをご紹介します。
会場周辺と入口
![アクアシアン](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.15.08-1.jpg)
会場のアクアシアン入口です。
右の方に券売機があります。
![アクアシアン](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.14.25.jpg)
建物のすぐ目の前に、
無料の駐車場があります。
券を買って、
入場すると、
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.18.55-4.jpg)
さっそく芦屋町のアッシーくんが、
砂像になってお出迎え。
さて、
メインの砂像たちはどこに?
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.24.37-1.jpg)
なんと、
長ーい行列が!
列の向こうに、
入口があるようです。
さすが日曜日ですね。
(ちなみに)
(右手にちらと見えるのは)
(スライダーのある大きなプールです)
かなり並んでいましたが、
15分くらいで入口に到着しました。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.36.46-1.jpg)
砂像を見るための順路があって、
ゴム板の通路が作られています。
そこを並んで進むので、
列ができるんですね。
私たちもゆるゆると、
列に従って鑑賞していきました。
国内交流ゾーン
順路の最初は、
国内交流ゾーンとコンテスト会場です。
航空自衛隊芦屋基地交友会や、
大学、高校、中学の美術部などの、
作品が並んでいます。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.37.51-1.jpg)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.38.44-1.jpg)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.40.13-1.jpg)
学生や愛好家の作品ですが、
けっこうクオリティ高い。
というか、
こんなに大きくて、
繊細な砂の彫刻って、
どうやって作っているんだろう。
作り方の説明がありました。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.41.58-1.jpg)
木枠を作り、
中に砂を入れ、
水を加えてかき混ぜ、
ぎゅうぎゅう押して固めるんですって。
言うのは簡単だけど、
大変そう。。
そして、
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.42.06-1.jpg)
木枠の一部を外して、
上から彫刻していきます。
形ができたあと、
凝固剤を塗るので、
雨が降っても、
しばらくは大丈夫なんだそうです。
さらに進むと、
こんなすごい作品も。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.44.00-1.jpg)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.46.29-1.jpg)
うわぁ。
迫力。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.48.07-1.jpg)
きりんの模様まで、
丁寧に作られています。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.47.49-1.jpg)
こちらは、
「寿司ネタから消える魚たち」
というタイトルでした。
中学生グループの作品です。
可愛いですね。
メインの砂像展示
さあ、
メインの砂像たちです。
ここから一気に、
サイズが巨大になります。
遠景はこんな感じ。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.07.51-1.jpg)
ひとつの作品が、
こんなに大きいとは。
1番 絶滅した生きもの
制作:マック・ディビッド(ベルギー)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.50.47-1.jpg)
いきなりすごい。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.51.18-1.jpg)
ナウマンゾウ?とドードー鳥?が、
怒っている。。
2番 母なる海(オセアニア)
制作:ワン・ジエ(中国)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.53.06-1.jpg)
海にたゆたう感じが分かる。
藻のようなものの奥って、
どうやって彫刻するんでしょう?
砂だから、
すぐ壊れちゃいそうです。
3番 アマゾンの密林(南アメリカ)
制作:マリエレ・ヘッセルス(オランダ)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.54.43-1.jpg)
こちらもすごい。
ジャングルだ。。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.54.51-1.jpg)
なまけものの毛並みが。。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.55.02-1.jpg)
バクの顔、怖いです。
4番 狩猟がもたらす悲劇(北アメリカ)
制作:ナイル・マギー(アイルランド)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.58.31-1.jpg)
こんなに立体的で迫力あるけど、
このバイソンの厚みは薄い。
とてもそう思えない遠近感です。
5番 パンダ発見の物語(ユーラシアI)
制作:ワン・ジエ(中国)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.00.28-1.jpg)
パンダはこうやって、
見つかってしまったのですね。
6番 四川省の深い森(ユーラシアⅡ)
制作:レオナルド・ウゴリニ(イタリア)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.01.26-1.jpg)
うしろの作品が「四川省の深い森」です。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.01.37-1.jpg)
揺れる木々までほんとうにリアル。。
12番 パンダ
制作:マリエレ・ヘッセルス(オランダ)
そして、
前にいる2頭のパンダは、
マリエレの作品。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.01.29-1.jpg)
寄り添うパンダ。
ふわふわな毛並み。
砂でできているなんて不思議です。
ものすごく可愛い、
と思えるほど精巧。
彼らも絶滅危惧種なんですね。
8番 滅びゆく日本の生きもの(日本)
制作:大工園 昭則(日本)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.03.21-1.jpg)
日本の絶滅危惧種って、
なんだろう。
思わず調べてしまいました。。
ツキノワグマ
コウノトリ
シマフクロウ
ヤンバルクイナ
アオウミガメ
オオサンショウウオ
オオワシ
イリオモテヤマネコ
エゾオコジョ
・・・
9番 生きものたちの聖域(アフリカ)
制作:スー・マクグリュー(アメリカ)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.06.37-1.jpg)
今回私は、
この作品が一番好きでした。
精巧さも迫力もすごいけど、
動物たちの表情が、
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.06.46-1.jpg)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.06.50-1.jpg)
美しい。
私たちをしっかり見つめている。
10番 極寒に生きる(南極)
制作:大工園 昭則(日本)
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-17.09.03-1.jpg)
夜中になったら、
きっと歩いてるね君たち。
その他の作品
7番 草原を駆ける(ユーラシアⅢ)
ヨーリス・キヴィッツ(オランダ)
11番 消え行く王国(北極)
大工園 昭則(日本)
この2つ、
写真撮りそこないました。
残念。
ライトアップされた夜の砂像
昼間に見たあと、
あしやうまいっちゃ広場や、
一旦外に出たりして時間をつぶし、
18時にまた、
会場に行きました。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-18.31.32-1.jpg)
ライトアップや、
音楽、花火が楽しめます。
今回私はライトアップのみ。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-18.33.49-1.jpg)
2番の母なる海です。
美しいですね~。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-18.38.06-1.jpg)
10番極寒に生きるのぺんぎんたち。
温かいオレンジ色が似合う。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-18.34.59-1-1.jpg)
6番四川省の深い森と12番パンダ。
パンダが北極の白クマに見えるけど、
それはそれで美しい。
まとめ
福岡県芦屋町で、
こんなステキなイベントがあっています。
大きくはない会場ですが、
砂像の素晴らしさを存分に楽しめます。
ぜひ昼と夜の砂像、
どっちも見てみてくださいね。
最初は、
砂で作る像ってどんなだろう。
でっかいのかな~。
そんな感じで行ってみたのですが。
テーマである、
絶滅危惧種の動物たちから、
たくさんのメッセージを受け取った気分です。
なんだか考えさせられました。
それくらい、
サンドアートが精巧でリアルでした。
すごいな、
アーティストって。
![あしや砂像展2019](https://sanngo.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/2019-10-20-16.42.47-1.jpg)
コンテスト会場の作品です。
最近わが家でお気に入りのチコちゃん。
ボーっと生きてんじゃネーヨ!
はい!
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